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札幌市以外の駐車場情報

札幌市以外の北海道の駐車場は?

どこでもかしこでも好きなように車を停められるイメージのある北海道。

事実の部分もありますが、都市部はそういうわけには行きませんし田舎でも停める場所によって大事故を誘発することもあります。

まず札幌市の駐車場についてはこちらの記事も参照してください。

おもな都市ごとに私の知る範囲で駐車場情報を書いてみますね。

札幌市
中心部はもちろん郊外に広がる住宅地も無料で好きな場所に停められる駐車場はほぼありません。東京などと同じに考えてよいです。好きなように無料で停められるのは中心地・住宅地からそれなりに離れた場所のみだけです。


小樽市
札幌中心地から西に約30kmの小樽市は多くの観光客が訪れる一大観光都市ですが、観光スポットに近い場所で無料で停められる駐車場はありません。札幌市と同じに考えて下さい。

特に小樽市は海側までかなり山が迫って来ている地形なので、北海道らしい広い道は市街地を南東から北西に貫く国道5号線と道道17号線くらいしかなく、他の道は非常に狭く勾配もきつく本州の地方都市の道路とほぼ同じと思ってよいです。

観光スポットに近い場所に車を停めたければ探せばコインパーキングはわりとあります。しかし土地が狭いので1カ所のコインパーキングで停められる車の数はたかがしれていて、かつ非常に狭い場所ばかりです。

駅の斜め前(南東方向)に長崎屋のパーキングもありますが、観光シーズンだとすぐに満車になってしまう可能性も高いです。

本来であれば小樽市は車で行くことはあまりおススメできませんね。

札幌からJRで約40分、高速バスも60分程度で頻繁に走っていますし何よりも小樽は自分の足で歩かないと意味がないです。

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旭川市

北海道第二の都市であり、東北以北(福島含む)では3番目の人口を有する旭川市は郊外まで市街地が広がっており特に中心地はまさに大都市を感じます。

ということは駐車場事情は札幌市とほぼ同じです。

つまり無料でどこでも停められるという場所はかなり郊外に行かないと無理です。

駅や繁華街付近は全てコインパーキングまたはお店との提携駐車場を使う事になります。無料で停められる場所はありません。

駅前には「駅前広場駐車場」がありますのでここを利用しても便利だと思います。しかしそれほどたくさんの車は停められないようです。

駅を背にしてすぐ右側に「北彩都病院」があり、ここは以前(10数年前か?)はJR(または国鉄清算事業団)の土地で「駅前なのに無料で車を停め放題」という場所だったのですが、旭川のような大都市で「そうは問屋が許さない」ということでしょうか?

いつの間にか閉鎖になりこの病院が建ちました。

函館市

函館も観光スポットに近い場所で無料で車を停められる場所はありません。

殆どがコインパーキング利用となります。海の方に行くと「一時的に」車を停めて写真を撮ったりできる場所はいくつかありますが、ハザードをつけて一時的に停めるだけと思ってください。

(具体的な場所はお教えできません。)

帯広市

帯広市内は驚くほど道が広いです。

札幌の比ではありません。私が「北海道で一番道が広い町は何処だと思いますか?」と聞かれたら迷わず帯広市を上げます。

実際の数値からの比較ではなくて単なる個人の感覚です。

市中心部でも気持ちが良いほど広い道が多いですが、繁華街の方は「それなり」になります。まあ当然ですね。

さて帯広市中心付近もコインパーキングしかありません。

駅の北側と南側に駐車場がありますのでここを使うのもよいと思います。

比較的大きな駐車場ですが満車になることは滅多にないのでは?と思います。

帯広市中心街には有名な観光地はありません。もちろん十勝名物の豚丼屋や多くの飲み屋街はありますが車で乗り付けていく場所ではありません。

帯広付近の観光地というと中心街から離れた十勝川温泉などになります。

ともあれ大変に道は広く快適な帯広ですが無料で自由に車を停められる場所は中心地には皆無と思ってください。

釧路市

駅前から海側に真直ぐに伸びる「北大通」(きたおおどおり)を行くと、釧路川にかかる幣舞橋(ぬさまいばし)、そのすぐ手前には飲み屋街が集中しています。

日本屈指の漁港である釧路はかなり大きな町です。

つまり・・・、そうです市街地に無料駐車場はありません。

港や埠頭の方に行けば函館市で説明したように「一時的に撮影のため」に停められる場所はありますが車で市内を観光する場所ではありません。

釧路ではホテルやコインパーキングに停めて街を歩きましょう。

釧路も歩いてじっくり楽しむ町です。

夜の北大通(奥が釧路駅)

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幣舞橋

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地方都市での駐車場状況

先に述べた町以外でも比較的大きな都市は札幌市と似たような駐車場状況になっています。

つまり駅前、繁華街付近では無料で車を停めることは出来ません。

(お店で買い物をしてその提携駐車場利用は除く)

ここでいう比較的大きな都市とは、例として苫小牧、室蘭、岩見沢、千歳、北見、網走などです。

都市によって多少の差はありますが基本は札幌とほぼ同じです。

 

しかし非常に人口が希薄な街に行くと駅前や街中でもあっても「無料で安全に」車を停め放題という駐車場が完備しているところも多いです。

そういう場所は駅も無人駅だったり、街中と言ってもほぼシャッター通りだったりするようなところが多いですが、安全に車を停めることが出来る場所が提供されています。

これは地方に行くほど車社会の度合いが高くなり、かつ車も人の数も少ない、でも土地だけはたくさんあるという北海道の田舎の事情によるものです。

しかしこれらの場所でも守って頂きたいのは、あくまでも地元の方のための駐車場停め放題というわけではなく用事が済んだら速やかに車を移動させるべき泊まりの利用はするべきではないなどの最低限のマナーは守ってほしいです。

国道の休憩所

ここでいう「休憩所」とは道の駅や観光センターなどではなく、一時的に車を停車させて休憩の出来るスペースの事です。

北海道の幹線道路にはところどころに休憩スペースがあります。

業務用車両でなくても長い距離を走る車が多いのでちょっとした休憩にはありがたいものです。

一部を除きトラックなどの大型車両も入れるところが多いですね。

ただしトイレや自販機が無いところも多いです。

運転の休憩と言えばトイレ休憩が多いと思いますが、本当に車を停めるだけの休憩所が殆どなので注意が必要です。

同じ国道の休憩所でも伊豆半島の東側を走る国道135号線(私も数え切れないほど走った)はトイレなども充実していますが、伊豆は首都圏から近く年がら年中混んでいるので比較してはいけないかもしれませんね。

また道の駅は北海道の道路走行距離に対して数が非常に少ないです。

やはり人口希薄地域が多いからかもしれません。

でも長い距離を走っているとどうしても睡魔が襲ってくることもありますし、冬に急に猛吹雪になり目の前がホワイトアウトになって非常に危険な事もあるので休憩スペースを生かして早めの休憩をとりましょう。

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