北海道の春から初夏のおすすめドライブ(道南~道央編)
北海道の春から初夏はトップシーズンの一つ!
春(ゴールデンウィーク=GW)から初夏(7月第1週くらい)まではトップシーズンの一つで暑くもなく寒くもなく(人によりますが)、本州のような高温多湿の梅雨もなく、混雑もほどほどという素晴らしい季節です。
たとえ2泊3日でも訪れない理由が無いほど素晴らしい景色があなたを待っています。!
・関連記事:北海道の春から初夏のおすすめドライブ(道東編)
札幌及び近郊のおすすめスポット
初めて北海道に行くけど時間がほとんど無いので札幌や周辺で楽しみたい、と言う方も多くいると思います。
札幌は単なるビル街の大都市ではありません。ほんの僅か中心から離れただけで首都圏や大阪圏では考えられないほどの大自然があふれています。
●国営滝野すずらん丘陵公園
札幌中心地から1時間弱で行ける広大な北海道唯一の国営公園です。
とても1日では遊びきれません。家族連れやカップル、小さな子供連れはもちろんですが一人でぶらっと来てもこれからは花のシーズンですので存分に楽しめます。
この公園の特徴は「国営なので各種設備が整っている。」、そして「東京ドーム85個分という桁外れの広さ」が魅力です。
詳細はこちらの記事に書いていますのでぜひご覧下さい。
●野幌(のっぽろ)森林公園
ここも中心地から30分程度の場所でありながら広大な原始林が広がっています。
すすきのや大通公園からも「ちょっと行ってみよう」みたいな感じで直ぐに着いてしまいます。
中心地から直ぐ近くにもかかわらず多くの野鳥や野生動物(キタキツネ、エゾリスなど)に出会うことが出来ます。
詳細はこちらの記事でご覧下さい。
●モエレ沼公園
中心地から50~60分程度北東に行った場所にある広大な緑の公園です。
世界的に有名なデザインアーチストであるイサムノグチ氏によって設計された芸術を絡めた公園です。
首都圏で言えば箱根の彫刻の森などが当てはまるかもしれませんが、モエレ沼の広さは箱根の比ではないほど広大で、徒歩で簡単に登れる山の頂上からは札幌市を360度のパノラマで楽しめます。
また子供が存分に遊べる施設もありますのでお子様連れ、そして一人旅でも行って欲しい公園です。
詳細はこちらの記事でご覧下さい。
●小樽市
いわずと知れた一大観光地・小樽は札幌駅からJR快速で約35分、バスで60~80分、札樽自動車道(さっそん)経由で約60分という至近距離です。
札樽自動車道の走行距離は札幌北IC~小樽IC間で約44kmですが、その前後が意外と混雑します。
小樽の観光に関してはここでは書ききれませんので詳細はまた別記事に書きます。
ただ事前にお伝えしたいこととして、小樽市内は大規模駐車場が殆どなく、数台~10数台止まれるコインパーキングがあちこちに散在しているということです。
道幅も狭く交通量が多いので駐車場を探すのは一苦労します。
また大型観光バスもひっきりなしに走っています。
小樽は本来歩いて楽しむ街なので、札幌方面からも出来ればJRで移動して市内は歩くことをお薦めします。
バスはともかく車で行くのは止めたほうがよいと思います。
↓小樽運河(クリックで拡大)
他は以下を参照下さい。
函館近郊のおすすめ
函館はいつ行っても、何日いても素晴らしく飽きることの無いスポットです。
函館市内(中心部)限定にしても3~4日では全然足りないほど多くの名所があります。
市内ではありきたりかも知れませんが五稜郭タワーに昇ることをおすすめします。
市内全域はもちろん大沼の駒ケ岳や津軽海峡を行きかう船も見れます。
その他の名所も書ききれないほどありますので、ぜひ市内は歩いて散策して下さい。
↓五稜郭タワーより五稜郭を望む(クリックで拡大)
↓函館山から函館駅方面(クリックで拡大)
↓旧函館区公会堂(クリックで拡大)
↓市内、函館港を望む(クリックで拡大)
大沼公園
函館中心地から北に約30kmにある大沼公園はバックに駒ケ岳を配し、大小の島が浮かんだ美しい公園です。
一周道路はドライブはもちろんレンタサイクルでのんびり回ることも出来ます。
ここは必ず函館市内とセットで行きたい場所です。
↓駒ケ岳が美しい(クリックで拡大)
↓クリックで拡大
富良野・美瑛
定番の両観光地ですが、春から秋にかけてさまざまな花が植えられます。
しかも路肩も代わる代わる植え替えが行われていつ行っても目を楽しませてくれます。
この界隈で一番混むのは中富良野のファーム冨田ですが、7月のラベンダー祭りの前であれば駐車場もさほど混むことはありません。
↓ファーム富田・ラベンダー祭りの大混雑の頃です。
(クリックで拡大)
ただし富良野・美瑛地区共に狭い道も大型観光バスがひっきりなしに通りますので運転は十分な注意が必要です。
旭川空港からは美瑛までは車で約30分、富良野市街地までは1時間20~30分くらいです。
札幌から車で富良野に行く時は道央自動車道を走り、滝川ICで降りて国道38号線を約55km走ることになります。
38号線はひたすら田舎道を走るルートで、交通量は少ないのですがバカみたいに飛ばす車もいる、警察も取締りを不定期にやっているなどがありますのでぜひ安全運転でお願いします。
なお富良野市内の駐車場は殆どがお店のものであり、コインパーキングは非常に少ないので食事や買い物がてらに車を止めて用が済んだら美瑛などに向かう、あるいは帰路の途中に利用するようにしましょう。
富良野でお土産や農産物をお求めでしたらフラノマルシェ(Google mapにリンク)がおすすめです。
↓フラノマルシェ(クリックで拡大)
富良野駅近くの非常に著名なカレー店「唯我独尊」(Google mapにリンク)は食事時間をずらすとかしないといつ行っても混んでいます。
駐車場は大した台数置けませんので日にちと時間帯に気をつける必要があります。
でもここのカレーを食べたら癖になり、何度も食べたくなると言う中毒性があります。
↓2枚とも唯我独尊(クリックで拡大)
ニセコ・積丹(しゃこたん)
札幌から1日まるまる使えるのであれば、ニセコと積丹は1日で両方行くことができます。
ただし「主要スポットのみ」となります。
特に積丹半島はかなり走行距離が長くなりますので事前に行く場所を決めないと現地で大変なことになります。
札幌からは札樽(さっそん)自動車道で小樽IC、そこからは国道5号線を走り、ニセコ方面であれば余市(よいち)から5号線を南下します。
また札幌市内南部からであれば、国道230号線を中山峠を越えて喜茂別町(きもべつちょう)方面に走り、蝦夷富士と言われる羊蹄山(ようていざん)を見ながら走るルートもあります。
↓国道276号線と羊蹄山(クリックで拡大)
ただし札幌中心地のホテルなどをご利用の場合は札樽自動車道の札幌北ICを利用されると便利だと思います。
積丹半島へは余市から国道229号線に入れば積丹半島を海沿いに走る道路となります。
所要時間の概略ですが、ニセコの場合小樽経由で2時間半~3時間、積丹半島突端の神威岬(かむいみさき)までは3時間半~4時間は掛かると思います。
積丹半島の海の青さは本当に素晴らしく、これから夏にかけての風景は一生忘れられないほどの価値があります。
↓神威岬(クリックで拡大)
またニセコはまさに【高原リゾート】という言葉がふさわしいのですが、俗化されているところはほんの一部であり、本来の大自然が楽しめます。
↓6月の神仙沼湿原(クリックで拡大)
↓ニセコの高原と羊蹄山(クリックで拡大)
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