北海道では車載レーダが必要?
北海道での運転は車載レーダーが必須?
↑このような話を過去数人から言われたことがあります。
道内の人、道外の人(つまり観光客)問わずにです。
「なぜ?」と聞くと彼らは口をそろえて「スピードを出し過ぎてしまうから。」と言います。
確かに北海道は道が広く直線が多いのでスピードを出す気がなくても自然とその区間の最高速度を超えてしまう事がしばしあります。
でも・・・、と思うのが「レーダーで警告を受ける前に車の速度計を常にチェックして走ればよい」というのが正解だと思います。
もし本当にレーダーが必要なのであれば、どこの車もついているはずですし、レンタカーだって全部ついていないとおかしいですよね。
もちろんレンタカーにそんなものはついていませんし、個人所有車だってレーダー付けている人はごく一部です。
ましてやバスなどの業務用車両に付けているなんて聞いたことありません。
個人所有のトラックならばあるかもしれませんけどね。
車に付けるべきはドライブレコーダ
レーダーなんか付けるのであればドライブレコーダを付けるべきです。
出来れば前後に付けた方が良いです。北海道では関東のような意図的な「煽り」、「嫌がらせ」でなくても意味なく追突寸前まで車間距離を詰める車が非常に多いですからね。
北海道の交通事故で一番多いのは後ろからの追突だからです。
ただし最近の車載レーダーは非常に多機能で、事故が起こりやすいポイントが近くなると音声で警告してくれたり、道の駅やインターチェンジが近いことを教えてくれる機能があるものも増えています。
こういう機能は積極的に利用すべきだと思います。
車載レーダーの本来の役目は?
前述した事故が起こりやすいポイントの警告などは「オマケの機能」です。
本来の機能はメーカに言わせれば「安全運転に寄与するため。スピードを出し過ぎないため」と言っていますが、私は全くそう思いません。
もちろん危険ポイントの警告などが安全運転に寄与できるのは疑いの余地はありません。
しかし速度取締を警告するのが本来のこのレーダーの役目なので、
「取締ポイントに近づいたら速度を落としましょう」
というのが主旨だと思います。
逆にいうと、
「取締ポイント以外では好きなだけスピード出していいですよ」
ということです。
違いますか?
GPSなどを駆使して危険ポイントなどを教えてくれるのですから取り締まりを警告したりするのではなくて、
「取締ポイント以外でも速度の出し過ぎを警告する」
ことを本来の役目にすべきなのです。
GPS使っても細かい区間別の最高速度をレーダーで把握して警告するのは難しいでしょうが、一般道だったら60km/hを越えたら、高速道路で100km/hを越えたら警告を出すくらいは出来ると思います。
(でもこのような機能で警察取締ポイントなどの機能が無かったら売れないでしょうね)
どんなきれいごと、建前を言っても取締ポイントや警察の速度取締レーダー電波を受信して警告を出すというのは「それ以外の場所ではスピード出してもいいですよ」と言っているにすぎません。
実は私の友人に車載レーダーの会社の技術部にいた人がいました。
今は彼は退社していますが、会社名は誰でも知っている比較的大きな会社です。
彼と話した時に、「車載レーダーは速度超過を助長するための機械」とはっきり言いきっていました。
また彼は「それ以外に何がある? 危険ポイントの表示なんてオマケのオマケ」とも言っていました。
そう思いませんか?
車の速度計を常にチェックして、道路標識を見て走っていれば速度超過で捕まることなんて絶対にありえないんです。
確かに世間の多くの車は最高速度を超えて走っているかもしれませんが、それは法律違反以外の何物でもないのです。
スピードの誘惑のみに身を任せ、スピードの恐さを知らないからだと思います。
本記事は北海道内のみならず全国どこでも当てはまると思います。
だから私は北海道(以外も)で走る車に車載レーダーが必要なんて全く思いません。
過去に速度違反で捕まった事もありますので今は一般道/高速も最高速度+10km/h以下しか出しませんからね。
以下の記事も参考にしていただければと思います。
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