冬はミラーをたたまない?
ミラーはいつたたむ?
皆さんは駐車場で車のミラーをたたみますか?
私はたたむんです。でも北海道の人は1年じゅうミラーをたたまない人が圧倒的に多いです。
狭い駐車場にギリギリ停めてもたたまない人ばかりなので、「危ないなぁ」と思う事もよくあります。
誤解している人も多いのでちょっと書いておきますが、「北海道は土地が広いので駐車場も広い所ばかり」と思っている道外の方がたまにいますが決してそんなことはありません。
↓札幌市内はこういう駐車場は少ない
↓幅が狭く込み合う駐車場が多い。
スーパーの駐車場などは比較的新しいところ以外は狭い所が多いです。特に札幌は。
田舎の方に行かなければ関東などと大して変わらないと思ってちょうどよいです。民間駐車場も含めてです。
北海道の人がミラーを1年中たたまない理由は恐らくですが1年中冬と同じ扱いをしているからだと思います。
つまり冬はミラーの可動部が凍結するからたたまない方が良いと思っている人が圧倒的なんだと思います。
それが1年中続いているのでしょう。
「冬はパーキングブレーキが凍るからかけない。そのまま1年中かけない」ということと同じなのでしょう。
参考記事: 冬場はパーキングブレーキをかけてはいけないのか?
パーキングブレーキが冬に凍るのは間違った知識です。そして冬でもパーキングブレーキをかけるか車止めをしなければいけないのです。
上記参考記事をご覧ください。
冬にミラーをたたむのはケースバイケース
私は冬でもミラーをたたみます。
理由は駐車場の場所と向きなどから吹雪いた時にミラー表面にびっしりと氷が貼って除去するのに大変な思いをしたからです。
フロントガラスにも氷が貼り付きますが、でもこちらはヒーターで温めて氷除去のヘラなどで落とすことが容易に出来ますがミラーの方はヒータが入っていないし(最近の高級車や上位グレードの車はあるようだが)、ミラーのケースの内側まで氷が入り込んで大変な目にあったこともあるからです。
(つまり私が普段使っている駐車場は車の後方から吹雪が吹いてくることが多いということ)
そして可動部の凍結の問題ですが、氷が挟まったことはあっても内部まで水分が浸透してびっしりと凍って動かなくなったという事は7冬経験してもありません。
近隣の車の99%は冬はミラーをたたんでいないのですが、吹雪が止んだ直後とかに他の車のミラーの凍結状況を見て回ったことがあります。
内部の細かい部分までは見れませんが、どの車のミラーも凍結しているようには全く見えません。
雪が付着しているだけのようです。
ミラーのように比較的小さいパーツは内部に氷が貼るという事は殆ど無いのでは?と考えます。
理由ですが、車のガラスや路面に氷が貼るのは最初から氷が付着するのではなくて、雪が徐々に積もってその荷重で一番下の雪が圧縮されて夜中の低温で氷になるのです。
ミラーは上を向いていませんのでそのような事にはなりません。
ただ上述したようにミラーを開いておくと吹雪で表面が凍り付いたり、内部に細雪が入り込んでそれが凍結したりすることはあり得ます。
これはパーキングブレーキの扱いとある意味似た部分があって、車齢の長い車や普段停める駐車場の向きや場所によってはミラーをたたまない方が良いこともあると思います。
ですから「必ずたため」とか「冬は絶対にたたむな」とどちらも断言は出来ないのです。
ご自分で判断されるしかないのですが、一つ言えることは「冬は絶対にミラーをたたんではいけない」という事は間違いであるということなのです。
但しパーキングブレーキの取り扱いに関しては上述の参考記事を読んで正しい知識を身に付けて頂きたいです。
車のPポジションは実は平坦路以外では車を静止させる能力に欠けること、パーキングブレーキは人命直結なので車止めなどの手段も含めて必ずPポジション以外の方法を併用しなくてはいけないということを知って頂きたいです。
Pポジションのみに頼った駐車による悲惨な事故も起きているのです。
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