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札幌~旭川間の観光地

札幌~旭川間には何があるの?

北海道最大の都市・札幌と2番目の都市である旭川の間は距離にして約130km、途中大小の都市はありますが、殆どの方はこの両都市を一気に走り抜けるだけなのではないでしょうか?

恐らく観光ガイドに乗るような目立った観光地が殆どない、一気に富良野・美瑛や道東、道北に行きたいということからだと思います。

もちろんその気持ちはわかりますし、時間的制約もあることでしょう。

でももし余裕のある旅、お時間があるのであればぜひ寄って頂きたい隠れた名所がたくさんあるのです。
特に今まで北海道に何度も来て、主要観光地は殆ど行ったという人には本記事はぜひ読んで頂きたいです。

旭川までは一般道を走ってみよう

(記事中のリンクはGoogle mapの場所に飛びます。)

もし時間がたっぷりある、もしくは「今までと違ったところを見てみたい」という方は道央自動車道を使わずに国道12号線を走ることをおすすめします。

国道12号線は札幌から旭川まで通じていて、地図を見なくてもずっと走り続けるだけで旭川市に行くことができます。
途中には29.2kmにも及ぶ日本一の直線(美唄市~滝川市)などもありますし、沿道には地の果てまで広がる広大な石狩平野などフォトジェニックな場所が無数にありちょっと横道に入ってみようかな?と思わせる場所がたくさんあります。

また地元の人しか見ることが出来ない俗化されていない自然を発見できたりします。


注意:日本一の直線と言ってもいくつもの市街地を通過し、信号も多くありますので絶対に法定速度(最高で60km/h、街中は40km/h)や信号を遵守してください。高速道路ではありません。一般道です。2年前には大変凄惨なひき逃げ死亡事故も起きています。


特に北海道の米処である砂川~深川付近は広大な田んぼが広がり、時期によっては白鳥やサギが虫などを啄ばむ姿を見ることが出来ます。
知らない方も多いのですが、北海道の米の生産量は毎年新潟県と競っていて、年によっては北海道が日本一の生産量となります。
生産量で2位の年であっても作付面積は北海道が日本一です。

札幌からも程近い三笠市の「道の駅みかさ農家の家」は通常の道の駅の機能の他に、地元の農家が生産した野菜や果物(季節よりメロンやスイカ)を驚くほどの格安で販売しています。

隣接した敷地には「三笠天然温泉 太古の湯」があり疲れを癒すことも出来ますし、直ぐ隣に「イオンスーパーセンター三笠店」もありますので服など持ってくるのを忘れた日用品も買うことが出来ます。

国道12号線は走っているだけで北海道を満喫できる自然があります。
でも注意事項として「法定速度を守る」、「市街地通過時は信号が多いので細心の注意を」、「トラックが多い」、「動物の飛び出しもよくある」などを忘れないようにしてください。



札幌~旭川間の隠れた名所

以下に主な隠れた名所、地元の人には当たり前の名所をご案内しましょう。
一部国道12号線から大分外れる場所もありますが、ぜひ行って頂きたいところばかりです。
なお以下にご紹介する場所はほんのごく一部に過ぎません。まだまだ隠れた名所はありますので運転しながら発見するのも楽しいと思います。

(本記事の”場所”と記されたリンクはGoogle mapの場所に飛びます。また写真はすべて私が撮影したものでクリックすると拡大します。)

南幌温泉(なんぽろおんせん)
札幌中心地から40分程度ととても近い場所にある田畑に囲まれた温泉です。
ここの温泉は黒っぽくややとろみのあるお湯です。とろみがあるのでとても暖まりますし、露天風呂なども充実しています。

南幌温泉の場所はこちら

南幌温泉の公式サイトはこちら

そしてここの名物の「キャベツ丼」はぜひ食べて頂きたい絶品です。
南幌はキャベツの名産地であり、この甘い南幌のキャベツを半玉使い天丼にしたものです。
(MEGAはキャベツ1玉)

乗っている天ぷらは海老がおまけ程度に1本ついているだけで後はすべてキャベツです。
このキャベツは天ぷらにしても驚くほどの甘みでびっくりします。

しかし流石に量がすさまじく天ぷらが食べきれない人のために持ち帰り用の容器をくれます。
でも多くのご年配の方もキャベツ丼を頼んでいるのは驚きます。

このキャベツ丼は数年前にテレビ(ケ○ミンショー)で紹介されて、放送後しばらくは「米もキャベツもたれも連日直ぐに無くなる」ほどの盛況だったそうです。
どうしても食べて頂きたい一品です。

現在南幌温泉の施設はリニューアル工事がされて2018年4月9日から諸施設が新しくなり(一部は工事継続)以下の写真とは異なっている部分もありますがご了承下さいませ。(メニューや値段も)

 

いわみざわ公園
札幌からも1時間程度で来れるお手軽な公園ですが、広大な敷地と季節ごとに植え替えられる花々、バラ園、展望台、子供の遊具、ミニ動物園など家族連れでも一人でも楽しめます。
本公園は入場、駐車場利用共に無料です。

また同じ敷地内には北海道を代表する遊園地の一つである、「北海道グリーンランド」もあります。
(こちらは各種料金がかかります)

いわみざわ公園の場所はこちら

いわみざわ公園の公式サイトはこちら

 

新篠津村
札幌から北東に直線距離で約28km、国道275号線経由で札幌市中心部からは34km、所要50~60分に新篠津村(しんしのつむら)があります。
国道12号線をベースに見ると江別市と岩見沢市の中間から北に位置します。
(12号線を走っていると途中に新篠津村への分岐の看板があります。)

しのつ公園の場所はこちら

しのつ湖/公園の公式サイトはこちら

豊かな田園風景が広がる広い地域ですが、その中でも「しのつ公園」はおすすめです。
大変に綺麗に整備された公園で、温泉もありますし遊具や展望台など充実した設備があります。

12号線からだとやや反れてしまいますが、それでも行く価値は十分にあります。
手ぶらで気軽に行けるキャンプ場もありますし、冬はワカサギ釣りも出来ます。

 

 

三笠/美唄/幾春別
(みかさ/びばい/いくしゅんべつ)
札幌から12号線経由でも1時間半程度で来れる「秘境」でもあります。

この地域は元々は炭鉱として発達した町ですが、炭鉱の閉鎖に伴い衰退してしまいました。
しかし歴史的遺産は数多く残されており、それらを逆手にとって観光資源にしている元気な町です。

北海道のテレビでは三笠への移住を促すコマーシャルをやっているほどです。

各都市では多くの炭鉱関連の廃墟があり、全国から廃墟マニアが来るそうですが、無断立ち入りをすると不法侵入になるばかりか、思わぬ危険に遭遇して大怪我をすることもありますので無謀な行動はお控え下さい。

また廃墟は山林に多くありますが、そのような場所はヒグマに遭遇することもあり大変に危険です。
(他の記事でも書いていますが、北海道は札幌市住宅地も含め離島を除きほぼ全ての地域にヒグマがいます。

なお三笠では公式の廃墟ツアーなども行われているようです。
他には「SL運転体験」、「トロッコ乗車体験」などもやっています。

三笠市の観光の公式サイトはこちら

この3都市の主な場所の位置を以下のリンクでご案内します。

三笠 クロフォード公園

ミカサモダンアートミュージアム

三笠鉄道記念館

三笠市立博物館

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄

東明公園




 
↓幾春別の旧住友奔別炭鉱(きゅうすみともぽんべつたんこう)跡
1971年に大爆発の事故を起こし現在はそのまま放置されていて爆発跡もそのまま。
但し現在この場所は所有者がいるので敷地外からの見学のみ可能。

場所はこちらです。

説明サイト

 

↓三笠鉄道記念館

三笠鉄道記念館の場所はこちら

三笠鉄道村の公式サイトはこちら

北海道子どもの国
道央自動車道の砂川サービスエリア(日本最北のサービスエリアです)に隣接し、ETC利用の場合は「砂川スマートIC」も利用出来ます。
もちろん一般道からも入場できますし、画期的なのが道央道利用の場合、札幌から来ても旭川から来ても「子どもの国」を利用してまた折り返せるのです。

つまり高速を降りずに札幌→北海道子どもの国→札幌に戻るということが可能です。

北海道子どもの国は単なる子どものために遊具を設置しただけの公園ではありません。
広大な緑の敷地の散策を思う存分に楽しんで自然と触れ合うことが目的の公園です。

しかし天候に左右されない屋内の遊具の施設もありますので子ども連れの方も満足できますし、一人旅でちょっと寄っても楽しめる場所です。
以下の写真にありますが、実際よりも小ぶりな「ピサの斜塔」があったりもします。

エリアは無料エリアと有料エリアがあります。
駐車場は無料です。

大変に交通至便なところにありながら大自然に触れることが出来ますが、数年に一度程度ですがヒグマの目撃/出没により一部施設が閉鎖されることもあります。

北海道子どもの国の場所はこちら

北海道子どもの国の公式サイトはこちら

 

 

 


いかがでしたか?

多くの方が通過するだけの札幌~旭川間も実は大変に多くの名所/観光地があります。
いずれの特徴も訪れている人の圧倒的多数は地元、もしくは道民の方々ばかりです。

つまり知る人ぞ知る、という場所ばかりです。
でも今回ご紹介した以外にも札幌~旭川までの間には多くの素晴らしい場所がありますのでぜひゆっくり時間を使って探してみてください。

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