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冬に車に積んでおく必須品

冬のドライブに必要な装備品

冬の北海道はもっとも北海道らしい美しい季節の一つ。

でも目の前が何も見えなくなる猛吹雪・ホワイトアウトやツルツルの凍結路面など恐ろしい側面も併せ持っています。

冬のドライブに必須なアイテムをご紹介しましょう。

なお本記事のようなサイトや記事はネット上には星の数ほどありますので、それぞれ参考にされてご自分に一番合うと思われるものを選択してください。

この記事では私の経験が濃く反映されているので、他者様の記事とは大きく見解が異なるものもあることをご了承下さい。

トランクに常に積んでおきたいもの

トランクの片隅にでも(最低限冬は)積んでおきたいものをご紹介します。

スコップ
スコップはタイヤが大量の雪に埋もれたりした時には絶対に必要です。
大きなものは不要ですが、「あれば」、「積めるのであれば」大きいに越したことはありません。
特に雪が深い地域を走らなければ小型のもので充分です。

車によってはトランクが小さい、他の物を色々乗せているので大きなスコップは無理、と言う方は子供が使うスコップでもOKです。
子供用といっても砂場で遊ぶものではなくて、除雪に使える全長の短い物のことです。

除雪に使えるものは小型でプラスティックであっても、多くはFRP(強化プラスティック)やポリカーボネートの商品も多いので、これらの素材であれば長期間過酷な使い方をしても壊れることはあまりありません。

なお車が雪に埋もれた時は、一番最初にマフラー周りを除雪しましょう。
マフラーが雪に埋もれたままエンジンをかけると、マフラーやエンジンに悪影響が出るばかりではなく、一酸化炭素中毒で車内の人が死亡する可能性があります。

ガラスや車体用のブラシ
掃除用のブラシみたいなもの(但し毛の部分は硬い)、毛のかわりにプラスチックやゴム製のへらが付いているものなど多種あります。
カー用品店やホームセンターで安価で買うことが出来ますが、これがないとガラス面やボディに付着した雪を除去することが出来ませんので必須アイテムです。

トランクではなく運転席の足元やドアポケットなどのすぐ手が届く場所に置いておきましょう。

スタック脱出用器具
これはタイヤが雪に埋もれて(または雪面が空転によってツルツルに磨かれて)発進が困難な時にタイヤと路面の間に摩擦の大きいものを噛ませて脱出を助けるものです。

状況によっては紙の手提げ袋などをタイヤに噛ませて脱出できる事もありますが、紙は思ったほど表面の摩擦が大きくなく、タイヤに巻き込まれてズタズタに破けてしまう事もあるのでお薦めできません。

カー用品で売っている以下のようなもの(一般にはスタックステップなどという)を積んでおくと良いでしょう。
値段も2000~3000円くらいです。

画像引用元: Amazon様

専用品なのでタイヤと雪面へ噛ませるのも比較的容易で耐久性もあります。

でも代替品でもかなりの高成績、時として専用品よりも高い性能を発揮してくれるものもあります。
それは「毛布」や「じゅうたん」です。

もちろん大きなものである必要はなくて(逆に大きいままだと使いづらいしトランクに乗せるのも大変)、タイヤの2~3倍の幅があれば良いのです。長手方向は1m強もあれば充分でしょう。

毛布やじゅうたんの摩擦力は非常に大きいので、スタックステップよりも上手く脱出できる事もあります。

もしご自宅に廃棄してもよい毛布やじゅうたんがあったら適当な大きさに切って早速トランクに乗せておきましょう。
なおタオルは2重にしてもまるで役に立ちません。

解氷スプレー
これはスプレーすることによってガラス面などに貼った氷を極めて短時間で溶かすものです。
カギ穴やワイパー、給油口の蓋などにも使えます。

余談ですが、私が東京から北海道に来て車の凍結で一番困った箇所は給油口の蓋(ボディ表面の一番外側の蓋)でした。
冷え切った時には見た目で雪や氷が詰まっていなくても、何をやっても蓋が開きません。

ゴムヘッドのハンマーで叩いても、隙間に細い金属を突っ込んでもビクともしません。
結局、解氷スプレーのお世話になったのです。ガソリンスタンドで後ろに待っている車列がある時は本当に焦りました。

気温が朝から低く、凍結の可能性の高い日に給油する時は、家を出る時またはガソリンスタンドに入る前に安全な場所に停車して、給油口が開くことを確認したほうがよいです。

なお東京で買った非寒冷地用の車を何も手を加えずに北海道に持って来たのですが、給油口の蓋以外で凍結で困ったことはまったくありません。(パーキングブレーキの凍結も皆無です。)

ドアミラーの隙間に氷が詰まったことはありましたが、凍結してミラーが動かない事もありませんでした。

予備のウインドーウオッシャー液
冬はウオッシャー液の消費が増えます。
理由は他車が跳ね飛ばす泥を大量に含んだ雪が付着する、道路に撒かれた融雪剤が付着して車体や窓が白くなる(塩なのでサビの原因でもある)などにより車体・ガラスが非常に汚れるからです。

なお冬は希釈せずに原液を使いましょう。万一パイプの何処かで凍結が起きたら大変です。
またもし希釈するにしても、希釈用の水は車に放置してはいけません。一晩で水物はカチカチに凍ってしまうからです。



出来れば乗せておいたほうがよいもの。

絶対必須とまでは言いませんが以下は出来れば乗せておいたほうが安心です。

毛布類
先ほど説明したタイヤがスタックしたときに使うものではありません。
万が一吹雪の中でエンジンが止まったなどのトラブルがあった時に救援が来るまで暖を取るために使うのです。
これで命拾いをした人も実際にいます。車中にいても暖房をかけないと冬の北海道では凍死します。

懐中電灯と予備電池
これも万が一車で夜間過ごさなくてはならない時、日没後にタイヤがスタックしてしまった時などに使います。

出来れば大き目のものが2つ程度あると安心です。

また今は当然LEDライトですから使用可能時間もそれなりに長いと思いますが、予備の電池は絶対に必要です。

なお乾電池、充電電池(スマホの予備用含め)などは、そのまま暖房を切った車中に放置すると低温の影響で暖めないと使えないことがあります。


注意!: 低温下に長時間放置した電池を使い捨てカイロや温風吹き出し口で温めてはいけません!(当然ライターなどもダメ)
暖房を入れた車中に放置するか、手で暖める、ポケットに入れて暖める程度にしないと電池が爆発や発火をすることがあります。


ですから予備電池はあなたがいつも持ち歩くカバンの中に入れるのがベストで、どうしても車中に置いておきたいならばタオルで厚めに巻いてダッシュボードなどの中に入れておくと良いです。

但し電池使用時は撒いたタオルは必ず外してください。特に充電系の電池は発熱することがあるのでタオルを巻いたまま使うと熱が逃げずに大変危険です。

ゴムヘッドのハンマー
これは車体に付いた氷を落としたりする時に便利です。
車体に付く氷やツララは除去しても次から次へと付くのでキリがありませんが、タイヤハウスのタイヤ後ろ側には大量の雪が凍ったものが付着します。

後輪は問題ありませんが、前輪側に大量に氷が付着してタイヤに接触もしくは接触ギリギリの状況になると問題になります。

直進している時はなんら問題ありませんが、ハンドルを切ったときにタイヤがこの氷を擦るのです。
時により運転席からも「キー」とか「シュー」とか音が聞こえます。

タイヤとの接触摩擦熱によって氷表面は溶けますが、氷は岩や鉄のように硬いので、この硬さに逆らってハンドルを切るのはタイヤによいことはありません。

だからせめて前輪側のタイヤハウスの氷は落としておく必要があります。
フェンダー部分を足で蹴飛ばして氷を落とす人も多いのですが、それよりもゴムヘッドのハンマーでコンコンと軽く叩けば気持ちよいくらい氷を除去できます。

またこの氷を走行前に落としておかないと、走行中に氷が落下して後続車に迷惑をかけることがあります。

前を走っている車からいきなり30cm四方くらいの岩の如く硬い氷が落ちてくるのです。この氷にぶつかればそれなりの衝撃がありますし、車体を傷つける事もあります。

雑巾もしくはタオル
猛吹雪の日にドアを開けると風向きによっては車内のドア付近や座席窓際は1秒で雪まみれになります。
ドアトリムに付いているスイッチ類は多少の雨や雪は内部に入り込まない設計になっていますが、繰り返しそういうことが起きるのは望ましいことではありません。

ですからドアポケットに雑巾やタオルを積んでおいて置いたほうが良いです。

牽引ロープとブースターケーブル
この2つを冬のマストと紹介しているサイト様もいますが、私の経験から言えば「無いよりは良い」程度です。

理由は冬で牽引が必要な場面はスタックして身動き取れない場合以外殆ど考えられません。
どうしようもない状況に追い込まれたら普通はJAFを使うでしょう(会員の場合)。

私もJAFに助けられた事もありましたし、JAFがすぐに来れない場所でスタックした時には近隣の農家が所有するキャタピラー付きの大型除雪車に引きづり出してもらいました。

素人が他車を牽引、もしくは素人に牽引してもらうのは冬の北海道では非常に危険だと思います。

ブースターケーブルは季節問わず役には立ちますが、「何年に1度」使うかどうかのものを乗せておくのは如何か?とも思うのです。

タイヤチェーン
「タイヤチェーンは冬の必須品で、一番最初に乗せておくものでは?」とお思いの方が多いと思います。

でもあえて最後にしたのは北海道の一般乗用車でチェーンを巻いている車は殆ど見たことがないのです。
冬の北海道で見かけるチェーンを巻いた車両は「路線バス」、「小型の除雪車」、「郵便や宅配の軽ワンボックス」くらいです。

恐らくチェーンを巻いていると速度が出せないからでは?と思います。
冬の北海道でも幹線道路の都市部付近は交通量が多いので、路肩以外は殆ど雪や氷が無い場所が多く、そういう場所では比較的高い速度で通過する車両が多いからです。

高い速度、といってもやはり夏よりは幾分低くなりますが、凍結した裏道を恐る恐る、と言う感じではなくて50 ~60km/hで走っています。

チェーンは製品にもよりますが、最高速度は40~50km/hが望ましく、それ以上だと切れたり寿命が著しく短くなることがあります。

しかも脱着が面倒だし、吹雪や極端な低温の外でチェーンを付けるのがイヤ、と言う人が多いのでは?と思います。

(北海道は歴史が浅く全国各地から人が集まった地域なので、古いことは切り捨てて、合理的に判断する傾向が強い気もします。)

でも国道の一部には「チェーン脱着場」と書かれたスペースもあります。(高速のSA/PAでは見たことがない)

だから「チェーンは車に乗せても乗せなくても良い」と言うのが私の考えです。
深い雪道だったらチェーンを巻いてもあまり効果がありません。


以上の他にさらに細かい事を言えば非常食料を積んでおく事も望ましいです。

実際猛吹雪が予想される天気予報では「不要不急の外出及び車の運転はしない」という警告のほかに、「やむおえず車を使う場合は万一を考えて暖を取る毛布や非常食料を積んでください」とTVで呼びかけることが冬は普通にあります。

ベストなことは「猛吹雪が予想される場合車は使わない」、「4駆や走破性の高い車の性能を信じて雪の深いところに行かない」ことが非常に重要です。

レンタカーの場合は上記の装備はまずありません。
もともとレンタカーは4駆であっても雪深い場所、猛吹雪の中を日常的に走る、などは営業的に全く考えていないからです。

とにかく無理に車に乗らないのが一番です。
ドライブに関連したサイトの記事なのにおかしな話しですが、それほど冬の北海道は過酷なのです。

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