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札幌から南下するルート

札幌から南下する3つのルート

札幌中心地から新千歳空港、苫小牧方面に南下するルートは大きく分けて3つあります。

それぞれ一長一短あり、必ずしも高速がベストとは言えません。

それぞれの特徴を知ることによって最適な時間の使い方が出来ることでしょう。

南下する3つのルートとは?

その3つとは以下のルートです。

1.道央自動車道
小樽方面からの札樽(さっそん)自動車道や旭川方面からの道央道と合流し、千歳や苫小牧方面を抜けて函館の近くまで一気に行く事が出来る。

2.国道36号線
すすきの交差点から道央自動車道とほぼ平行して走り、室蘭方面に抜ける主要国道。

3.羊ケ丘通
札幌・豊平区役所付近から札幌ドームの前を通り、道央自動車道の北広島ICの少し先で国道36号線と合流するルート。

以下の地図で概略を示しますので参照して下さい。
(クリックで拡大します。Google mapに加筆)

道央自動車道は小樽や岩見沢、旭川方面からも一気に千歳や苫小牧(或いはその先)まで行く事が出来るので便利ですが、「有料である」ことと、「札幌中心部から移動する時はICまでスムーズに乗れないことが多い(中心部渋滞など)」などがありますので、新千歳空港程度までの距離ならば無理に道央自動車道を使わなくてもよいのでは?と思います。

その場合はすすきの交差点からひたすら道沿いに走ればよい国道36号線をおすすめします。
札幌中心部から新千歳空港まで両者の所要時間は、市内中心部~高速IC(札幌北/大谷地/南など)~千歳IC~空港までで約50~60分、国道36号線だけの場合でも60~75分くらいです。

ただし条件として「冬の積雪時、吹雪ではない」、「渋滞が無い」場合の時間となります。

いずれにせよ時間に大差はありません。
むしろ高速に乗るまでが時間がかかり、結果として国道36号線のほうが早かったということもあります。



国道36号線と羊ケ丘通では?

羊ケ丘通は札幌中心部から直接行けるわけではないので、利用する場所によってはやや不便となります。
さらにずっと千歳方面まで延びておらず、道央道・北広島ICの少し先で国道36号線に合流しなくてはなりません。

でも羊ケ丘通を使うメリットは「国道36号線よりも渋滞と信号が少なくスムーズに走れる」ということです。

国道36号線は羊ケ丘通よりも店舗が少ないので渋滞もそれほどありませんし、信号の数も国道36号線よりも少ないです。

しかし羊ケ丘通でも渋滞、もしくは混雑する場所があります。

それは数年前に出来たユニクロやビバホーム、100満ボルトなどが集まったショッピングタウン付近とその先の真栄交差点がよく混む場所です。

場所は以下をクリックするとその場所のGoogle mapに飛びます。

ショッピングタウン

真栄交差点

この2箇所以外では札幌ドーム前の付近がやや混むことがありますが、特にイベントがある日・時間と重ならなければさほどの混雑はありません。

国道36号線と合流する場所も店舗などが途切れた大分南側ですので、この合流地点までは羊ケ丘通をひたすら走るというルートが良い場合が多いかと思います。

以下の地図で合流地点とその周辺の関係を示します。
(クリックで拡大します。Google mapに加筆)

3つのルートそれぞれの注意点は?

●道央道
北海道の高速道路は最も車線が多くても片側2車線までですが、交通量の多いこの区間も同様です。
しかし季節・時間帯問わず事故が無い限り渋滞はまずありません。

いつも順調に流れますし、走行車線を走っていればまず危険な目にあうこともありません。
追い越し車線は他の地域同様にバカみたいに飛ばす車もいますが、関東や首都高よりもペースは遅いので恐い目にあうことも無いでしょう。

ただし要注意区間として、千歳ICから札幌方面に向かう追い越し車線は夕方以降は慎重な運転が必要です。
空港から急いで帰宅したいのか追い越し車線を飛ばすだけでなく、車間距離を物凄く詰めて来る危険運転の車が増える時間帯です。

走行車線を走っていれば問題ありませんが100km/h超の速度で大型バスやトラックまでぴったりくっついて来ます。

その割にこの区間の事故は殆ど聞かないのですが、いつ大事故が起きてもおかしくないような走りをする車が追い越し車線には多いのでお気をつけ下さい。

なお追い越し車線でも札幌から千歳方面に向かう方向はそれほど危険な車はいません。

●国道36号線
店舗が集中する区間は交通量がかなり多いのですが、全体的に特に危険な場所はありません。
北広島IC付近を抜けると(南方向)車の数も信号も少なくなりますが、意外に何時走っても極端に飛ばす車はあまりいません。

ネズミ捕りをやっている場所も特にありませんが、覆面もいるでしょうし道警の普通のパトカーでも走行方向に無関係に速度取締りが出来る装置を装備している車両がありますので、それらを警戒しているのかもしれません。

●羊ケ丘通
こちらも国道36号線と傾向は同じです。危険な区間は特にありません。
ただし札幌ドーム付近の札幌方面(北方向)に向かう車線は短区間なのに猛烈に飛ばす車もいます。

だから、ということなのかもしれませんが、パトカーや覆面に捕まっている車も見かけます。

検挙されるされないではなくて危険行為ですので制限速度とマナーを守るようにお願いします。
(同区間は60km/hまでです)

 

なお上記3ルートの共通事項として冬季間はどうしても路肩を中心に路面凍結があり、恐ろしいブラックアイスバーンもありますので直線区間でも速度にはお気をつけ下さい。

このような時は高速道路は50km/h規制となりますが、高速でこの速度だとあまりにも遅すぎて「追突されない?」と不安になることもありますが、除雪・融雪が行き届いている高速道路でも凍結が残っている部分も多々あり、速度を出すととたんに恐い思いをさせられますので舐めないほうがよいです。

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