Sponsored Link

札幌市中心部を東西南北にスムーズに抜ける

札幌の中心地を抜ける

札幌は地方都市であり、かつ隣接都市はさほど人口が多くないので首都圏や関西圏などに比べると渋滞はそれほどでもありません。

とは言っても人口は全国5番目で約197万人もいますし、特に冬は除雪された雪が路肩に集められていて0.5~1車線は雪山で潰れてしまいますので思わぬ大渋滞が起きる事もあります。

また夏でも札幌駅~大通公園~すすきのは片側2車線と言えども思ったほど道は広くなく、西4丁目交差点からすすきの交差点までは道路の路肩部分が市電の線路となっているのでスムーズに通過出来ないこともあります。

すすきの交差点を抜けても、すすきの付近は客待ちのタクシー、搬入業者のトラックなどがひしめいているので走りにくい場所です。

特に夜などはすすきののタクシーの多さは東京と比べても驚く程多く、客を乗せたタクシーはウインカーを出さずにいきなり割り込んで発進するので危険な事も多いです。

一つ覚えておいた方が良いこととして、すすきのに限らず北海道内のタクシーはハザードを点けて停まっていても、客を乗せた途端にハザードを消さない、ウインカーを出さない、あまり目視での安全確認をしないでいきなり目の前に割り込んで来る車両がかなり多いです。
タクシーが横に停車している場合は要注意です。

以上より本記事では札幌市内を東西、および南北に可能な限りスムーズに通過するルートをご紹介します。



札幌市内を東西南北に抜ける

本記事のために地図を2枚作成しました。
いずれもGoogle mapに加筆したものですが、一応以下のルールで作ってみました。

map1は札幌駅を中心としたもの。
map2は札樽自動車道(札樽:さっそん)側を重点的に説明したもの。

東西を抜ける道路赤色のラインで記載、南北を抜ける道路青色のラインで記載。
ただし一部は東西、南北ルートに重複もあります。

札幌新道、札樽自動車道は茶色のラインで記載。

ルートで一部別方向を通る、別方向に行くという部分は、例えば①-2などのように記載。

map1とmap2は一部記載事項に重複または省略あり。

説明文の中の「ここを右折」、「ここを左折」という場所には当該交差点のリンクが貼ってあるので、アンダーラインのある文字列をクリックすると別ページでGoogle mapが開き、その場所の交差点が表示される。

 

では具体的に説明をして行きます。
これら2枚の地図はクリックをすると別タブ(又はウィンドウ)で開きますので、参照しながら以下の説明をお読み下さい。また必要に応じてGoogle map(特にストリートビューが便利です。)も別途参照して下さい。

map1に記載したルートの説明

↓map1↓

①のルート
東西及び南東、北東、北西を結ぶルートです。西→東へのルートで説明します。
地図左上(北西)に斜めに伸びる新川通(道道125号線)から札樽道新川ICを抜けてそのまま走ると西側に札幌競馬場、東側に北海道大学の広大な敷地が見えて来ます。

その後JRの高架の下をくぐり、北大植物園を左に見て大通公園の1本北側にある「北1条宮の沢通」に左折して入ります。この交差点はこちらです。

そのまま走ると国道12号線となり(札幌~旭川を結んでいます。)、苗穂駅を少し過ぎた国道275号線との分岐を右折するとひたすら国道12号線沿いを走ることが出来ます。

またmap1の①-1のようにこの交差点を左折して、「宮の森・北24条通」を走り、北海道大学の東側敷地沿いに出て、北海道大学病院の前から環状通に入りひたすら走れば国道12号線、JR白石駅近くを通って国道36号線にも出る事が出来ます。

①-2のルートでここを左折して①-3のように「国道275号線 北1条・雁来通」に入れば札幌市北東部や、そのまま走って当別町方面に抜けることも出来ます。

②のルート
これも東西を抜けるルートです。西→東へのルートで説明します。
地図左側(西側)「北1条・宮の沢通り」はずっと地図の左側に行くと途中で国道5号線と合流し、そのまま小樽市方面に走ることが出来ます。交通量は多いですが、さほど渋滞もなく快適に走れます。

ずっと東に走り、北海道神宮や円山公園を右手に見てここを右折して環状通に入ります。
そして1.5kmほど走ると「菊水・旭山公園通」との交差点があるのでここを左折します。

そのまま東に走り、右手に中島公園を見ながら豊平川を南大橋で渡り、北海学園大学直ぐ近くの三差路の交差点を右折すれば平岸通を通って南下出来ますし、左折して350mほど走れば国道36号線との交差点に出て、南の方向に走れば、千歳市や苫小牧市方面に抜けれます。

平岸通についてはmap1のの場所となります。



③のルート
これは札幌駅の東側をかすめながら南北を抜けるルートで創成川通(そうせいがわどおり)を走ります。
ここも交通量は多いですが、片側2~3車線の広い道路で信号間の間隔も比較的長く快適に走れます。(スピードには注意しましょう。)

北側に走ると札樽道の札幌ICに出ます。そのまま更に北進すると石狩市方面、日本海に出る事が出来ます。

南方向はJRの高架をくぐって少し走ると(南下すると)創成川トンネルというトンネルがありますので、一気に南方向に行きたい方はこのトンネルを抜けましょう。


注意創成川通、およびトンネル内は50km/h制限です。特にトンネルの出入口付近は冬季凍結になる事があるので下り坂は最新の注意が必要です。平坦部分も車体から落下した氷塊や雪が固まって凍結路面になっている事もあります。ロードヒーティングは入っていません。


国道36号線方面に行かれる方はトンネルに入らず上を走れば36号線との交差点に出る事が出来ます。

⑤のルート
これは大通公園北側、かつ札幌駅前通りの西側から南下するルートです。
①のルートで説明した北大植物園近くのこの交差点をそのまま石山通(国道230号線)に南下します。

この石山通も交通量がかなり多く、沿道には多くのお店もたくさんあります。
従ってお店や脇道からの車の出入りが多いので走行には注意が必要です。

南下すれば定山渓温泉、支笏湖方面にも抜けられます。



⑥のルート
map1 及び以下のmap2を両方参照して下さい。

↓map2↓

このルートは札幌市北部を東西に走る札樽自動車道及び、その道路に沿って走る国道274号線を通って効率的に札幌市を東西に抜ける事が出来ます。

この札樽自動車道沿いに走る国道274号線は通称「札幌新道」と言われていて、大変に交通量の多い大幹線道路です。

交通量が多い=渋滞が多い、とも考えがちですが、混むのはこの道路から他の幹線道路、および主要場所への道路が混むことが多く、単に東西を抜けるだけであれば酷い渋滞は滅多にありません。かなりスムーズに流れます。

(時間帯にもよります。また冬はどの道を通っても多少の渋滞はあり、特に空港や駅に行かれる方は時間に十分な余裕が必要です。)

またこの道路沿いには数か所の札樽自動車道のICがありますので、途中から高速に乗ることも出来ますし、都合の良いICから乗ってそのまま旭川や千歳方面にもスムーズに抜けられます。

なお札樽自動車道は以下の特徴、制約がありますのでご注意ください。
(以下は2021年6月末での情報です。今後変更される可能性があります。)

料金について
札幌西IC~札幌南IC(道央道の区間)は均一料金という制度を取っています。
この区間は料金が均一に設定されていて、他の区間(つまり均一外)から入る時に均一料金を合算して払うようになっています。

そしてこの均一料金内のICで降りる場合は料金所がなく、そのまま一般道に出る事が出来ます。

料金は「通常・普通自動車」で420円、「通常・軽自動車」で320円となっています。

出入口について
全てのICで出入口が設定されているわけではありません。
以下の図を参照して下さい。(クリックで拡大します。)

また札幌JCT(IC)は、旭川方面は出入口がありますが、小樽方面/千歳方面には出入口がありませんので注意が必要です。以下の図で、これもクリックで拡大します。

上記2枚の引用元:ドラぷら(NEXCO東日本 ) 様
https://www.driveplaza.com/

 

【このルートからの主な行き先について】
map1の⑥-2の方向:国道275号線ですので、当別町方面に抜けられます。

札幌西ICから西方向:国道5号線を西に走ればそのまま小樽市内、そして積丹半島やニセコ方面に行けます。でも小樽以西であれば札樽自動車道の方が全然早いです。

・札樽自動車道、道央自動車道沿いに南下:国道274号線を走るルートです。途中から道央自動車道とは東側に分かれますが、どんどん進むと北広島市、夕張方面、更に日高山脈の山中を抜けて釧路市まで行けます。
ただし国道274号線は札幌市東区から釧路市まで316kmもありますので、実際にそんな遠距離まで一般道だけで走る人は極めて少ないと思いますが。

特に冬はこのルートで日高山脈を抜けるのは大変に危険で、通行止めが無くてもホワイトアウト地吹雪ツルツルの路面凍結など相当過酷な環境ですので冬の通行は推奨出来ません。

⑦のルート
この道は道道89号線「東8丁目篠路通(篠路:しのろ)」を基幹に創成川通の東側を南北に抜けるルートです。

片側2車線の幹線道路で、ある意味創成川通の補間道路とも言えますが、終日交通量が非常に多く、信号の間隔が短いこともあって(他の道路や歩行者信号機との交差が多いので)、特に朝晩は部分的に渋滞の列が出来る事もあります。

しかし使い方によってはかなり便利なルートで抜け道にも使えますので、他のルートが分かって来たらこちらにチャレンジされるのも良いと思います。




札幌を東西南北に抜けるルートのまとめ

以上ご紹介した道は殆どが主要幹線道路で交通量も多い所が含まれています。
しかし殆どの時間帯で比較的スムーズに走ることが出来る道ばかりです。
生粋の道民の方は「そんなことはない。あそこはいつも渋滞」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、北海道の道路で(一般的にですが)渋滞と言われてもだいたい40~50km/hくらいでは流れる道が殆どです。首都圏の渋滞とは全く異なります。

渋滞で待たされる個所は幹線道路の右折などの場所くらいです。

しかし冬は路肩に除雪された雪が溜まっている場合があり、道幅が狭くなっていたり1車線潰れていることもあるので冬は要注意です。

また幹線道路だとスピードの出しすぎに注意して下さい。
北海道の事故の特徴はスピードが出しすぎでの死亡事故が非常に多いです。また信号無視/一時停止無視も多く、大きな交差点でも平気で赤信号に突進していく車をよく見ます。
結局は側面衝突/正面衝突です。関東と比べるとこの手の事故の多さは突出しています。

ともかくスピードや信号などに気を付けて時間に余裕をもって走る事は最低条件です。

 

スポンサーリンク

サブコンテンツ
 

このページの先頭へ