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旭川市内の走り方

旭川市を知る

旭川は道央から道東、道北への観光の拠点都市です。

場所はこちら(Google map)

単に各地への分岐点のみならず、旭川市は北海道で札幌に次ぐ2番目の人口を有する大都市であり、東北以北の都市の人口ランキングでも札幌市、仙台市に次ぐ3番目の規模です。

(ちなみに札幌市は東京以北最大の都市です。)

近年旭川も大手デパートの撤退やシャッターを閉めた店の増加なども問題視されていますが、逆に駅前に大型ショッピングセンターが出来たり、中心地から少し離れた場所に大型店舗が立ち並ぶなどの様相を呈しており、店舗の形態が変わっただけで必要なものは市内で何でも揃う大都市であることに変わりはありません。

2011年に建て替えられた旭川駅
右端の建物は2015年開業のイオンモール
(クリックで拡大)

画像引用元:Wikipedia

観光面から考えても道央自動車道とJRを中心にして交通アクセスが充実しているので主要観光地にも大変に便利です。
主な都市や観光地へのアクセスをお教えしましょう。(JR以外は雪と渋滞の無い季節の時間です。)

・札幌市へ: 約135km 道央自動車道で旭川鷹栖IC~札幌ICまで約90分。JR特急もほぼ同じ。

・旭川空港へ: 約18km 一般道を走り30~40分。

旭川空港の場所はこちら(Google map)

・美瑛町へ: 約25km 一般道で40~50分。

・富良野市へ: 約55km 一般道で70~90分。

・名寄市へ: 約72km 道央自動車道 旭川鷹栖IC~士別剣淵IC~国道40号線で70~90分。

・稚内市へ: 約240km 道央自動車道 旭川鷹栖IC~士別剣淵IC~国道40号線で約4時間。

・網走市へ: 約200km 道央自動車道 旭川鷹栖IC~比布JCT~旭川紋別自動車道~遠軽瀬戸瀬IC~国道333号線他で約3時間。

*旭川空港までのフライト(2018年4月現在)

・羽田から: 8往復/日 1時間40~50分

・中部国際空港(名古屋): 1往復/日 1時間45~55分

6~9月には関西、伊丹(大阪)の便も設定されます。

旭川空港ターミナルビル
(クリックで拡大)

画像引用元:Wikipedia

以上のように旭川は交通アクセス、都市機能両面から言っても大変に便利な都市であることがお分かり頂けたと思います。



旭川市内を走るには工夫が必要

旭川は上述したようにかなりの規模の都市ではありますが、市内に渋滞らしい渋滞は殆どありません。
大都市とは言えやはり札幌とは比較にならない規模だからです。

でも冬に除雪した雪で道が狭くなっていたり、夏でもレンタカーと観光バスがひしめき合っていたりすると、それなりに中心部通過には時間が掛かります。

中心部も道が広いのですが、信号とタクシーが非常に多いです。
だから僅かな距離でも思わぬ時間が掛かったりします。

まず旭川の道路の広域地図を以下に載せてご説明します。
クリックすると別のタブで開きますので見ながら以下の文をお読み下さい。

引用元:Google mapに加筆・切り出し

まず主な道路の説明です。

・道央自動車道:小樽~札幌~旭川~士別市を結んでいて、旭川市内では旭川鷹栖IC旭川北ICの2箇所が使えます。
中心地に近いのは旭川鷹栖ICです。

・国道12号線:札幌~旭川を結ぶ道内では交通量の多いトップクラスの幹線道路です。
このうち市内の道央自動車道と並行して走る部分は旭川新道と呼ばれるバイパスの役目をしています。

・国道40号線:旭川~稚内を結ぶ国道です。ほぼ真北に走っています。

・国道39号線:旭川~網走へ走っています。

なお国道39/40号線共に旭川中心地に近い方は沿道に大型店舗が立ち並んでいて、その店に入る車で左車線の流れは悪いことが多いですので、なるべく真ん中か右を走る、違うルートを通るなど工夫してください。

・道道37号線:鷹栖町~旭川北IC~東神楽町に走っていて外環状線とも呼ばれています。旭川空港や旭山動物園、美瑛などに行くときに利用すると便利です。

旭川中心地/高速ICからのアクセス

上記の地図を参照しながら中心地/高速ICからの観光地や主要都市へのアクセスを説明します。

・旭山動物園:札幌から高速に乗ってきたら恐らく旭川鷹栖ICで降りると思いますが、「出来れば」ですが通行料金は若干高くなりますが、一つ先の旭川北ICで降りることをお薦めします。

(参考:2018年4月現在 普通車平日の料金で札幌ICから旭川北まで行くと旭川鷹栖ICで降りるよりも580円高くなる。)

理由は「少しでも旭川の混雑する箇所をスルーするため」です。
580円の差額は割りと大きいので旭川鷹栖で降りても構いませんが、「少しでも楽に早く着きたい」のであれば旭川北ICが良いです。

旭川北ICを降りたらそのまま道道37号線を「旭川市内、40号線方面」に左折してひたすらまっすぐ走ります。
9km(走行時間15~20分)走ると動物園方面の看板が見えますので「工業団地1条1丁目・東旭川町上兵村 交差点」を左折して1.6km走れば旭山動物園の正門前に着きます。

旭山動物園の場所はこちら(Google map)

このルートだと旭川北ICから動物園正門まで標準的な時間で20~25分程度で着きますが、旭川鷹栖IC~動物園正門だと30~40分掛かります。
とても僅かな差のようですが、旭川鷹栖ICからだと交通量の多い区間を長く走行しますので、これを580円との差に当てはめてどう考えるかの問題です。

・塩狩峠/比布方面:旭川北IC~道道37号線~国道40号線を北上というルートを取ります。

・士別/名寄/稚内方面:道央道を降りずに終点の士別剣淵ICまで行き、そこから国道40号線を北上します。

・上川/北見/網走方面:道央道を降りず北上して比布JCTから旭川紋別自動車道~遠軽瀬戸瀬IC~国道333号線の利用となります。

・美瑛/富良野方面:旭川北~道道37号線(または旭川鷹栖IC~旭川新道~国道40号線~道道37号線)と走り旭川空港を横目にひたすら南下すれば美瑛市街~中富良野町~富良野市に至ります。

富良野まで行くとけっこうな距離がありますが(旭川北ICから約65km)、途中に高速道路はありません。
しかし旭川市内を抜ければ混雑する区間は殆どありませんが、ゴールデンウィークや夏はかなり車/バスの数が増えますので走行注意です。

・上川方面に一般道で:上川に行くには道央道~比布JCT~旭川紋別自動車道が便利ですが、旭川市内から上川町方面に行く場合はすべて一般道を通るという方法もあります。

国道39号線を走ればそのまま愛別町~上川町に着き、高速料金もかかりません。また高速道路だと結局比布JCTまで北上しなければならないので時間的にも殆ど変わらないか、旭川市内の出発地によっては高速道路より早く着くかもしれません。



旭川中心地の道路

旭川は中心地でも道が広く、パッと見では札幌中心地よりも広いと思います。

でもタクシーやバス(観光/都市間/路線)が多く、信号機、一方通行も多いので渋滞は滅多になくても慣れていないと中心地は走りにくいです。
また国道40号線の常盤公園近くにあるロータリーは慣れていないと非常に恐い思いをします。

ロータリー交差点は信号機に頼らず複数の方角へ車を分岐させる方法で、北海道ではよく見かけます。
(札幌にはないが)

一時期国が「交通量の多い複数分岐の交差点はロータリーを推奨したい」とか言っていましたが、何時の間にか鳴りを潜めてしまいました。
個人的には分岐が4つ以上ある交差点でもロータリーよりも信号機による「青の矢印」のほうが安全だと思います。

旭川市内のロータリーは交通量も多いですので、他の車の挙動を見ながら十分に注意して走ってください。
側面にぶつかりそうになってクラクション鳴らされている車もたまに見ます。

ロータリーを通ったことがない、ちょっと不安であればロータリーを避けるルートを選んだ方が賢明です。

以下に市内中心部の主な道路の地図をアップしましたのでご覧下さい。
(クリックで拡大)

引用元:Google mapに加筆・切り出し

上記の地図で胆となるのは札幌方面からの国道12号線と、JRに平行して中心部を東西に走る国道39号線、そして名寄/稚内方面に北上する時に使うロータリーのある国道40号線です。

東西に走る39号線はやはり中心部を貫くので車の数がかなり多く、信号も多いので僅かな距離でも思ったより時間が掛かることもあります。
但し渋滞と言えるような混雑はまずありません。

敢えて注意を言うならばいきなりタクシーや路線バスが割り込んでくることが多いということです。

また渋滞とまでは言えなくても冬は路肩に除雪された雪や氷で道幅が狭くなりますからこれによる混雑は増えます。

ホテルが中心地ならば仕方ありませんが、そうでなければなるべく中心地を通らないようにルートを工夫されることをおすすめします。
地方都市と思って舐めていると僅かな距離の移動に思わぬ時間が掛かることがあるからです。

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