旭川方面から北広島に賢く抜ける方法

道央道で旭川から北広島に行く

旭川や岩見沢から北広島市へ行くには道央道で札幌JCTまで行き、そこから千歳方面に走行して北広島ICで降りるのが一般的です。
（この逆も）

しかしこのルートは以下の問題も含んでいます。

●札幌JCT～札幌南IC間は均一料金区間なので、「旭川方面から札幌JCTまでの距離に応じた料金」に「札幌JCT～札幌南ICの均一料金410円」（2018年6月現在）を加え、更に「札幌南IC～北広島ICまでの料金」を足したものになるので距離に対してかなり割高な料金となってしまう。

●北広島ICは市中心街からかなり離れた場所なので、高速でICまで来ても目的地の場所によっては思わぬ時間が掛かってしまう。

などです。

最大のポイントは料金よりも「北広島市の何処に行くか？」ということだと思います。

北広島IC周辺は三井アウトレットパークやコストコなどがありますので、それらに行く場合は便利ですが市役所や北広島駅方向に行きたい場合は高速を降りてからさらに約10kmも一般道を走らなければなりません。

効率よく北広島に行くには？

あなたの目的地が北広島市役所や駅方面であれば、道央道の江別東ICで降りることを薦めます。

Google mapでルート設定すると以下の3つのルートが表示されましたが青線の最短ルートで実際に走っても支障はありません。

（クリックで拡大します。）

ルートの概略をご説明します。

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１．江別東ICで降りて国道337号線を「南幌 長沼 栗山」方面に左折。

２．高速の高架を潜ったら小さな小川（用水路）と平行して走る農道（のような道）があるので右折する。
判りにくいので注意。以下のストリートビューの写真（クリックで拡大）とGoogle mapで示す右折ポイントを参照。

３．約1.5km走ると道道1056号線にぶつかるので左折する。

４．約5km走るとT字路にぶつかる（正面奥は未舗装の農道）ので右折する。
右折方向も道道1056号線の続き。交差点手前に看板があるのでそれの「北広島 長沼」方面を目指す。

５．約3.3km走ると交差点手前に「北広島 長沼 1056」という看板があるのでそこを左折。
つまり交差点を曲がっても全て道道1056号線と示された方向に行く。

６．約1.5km走ると道道1080号線にぶつかるので「北広島 1080」方面に右折する。

７．道道1080号線を約3.2km走ると道道46号線にぶつかるので「札幌 恵庭 46  274」方向に左折する。

８．道道46号線を約2.7km走ると北広島市役所付近、そこから更に850m南下すると北広島駅や北広島図書館付近に到達する。

以上でトータル距離は約20km、想定所要時間は約25分となります。

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単純に高速経由の江別東IC～北広島ICまでの平均的な所要時間は約20分なので同じですが、先に述べたように北広島ICから北広島市役所/駅までは更に一般道を10km走るので結果的に江別東ICで降りた方が早いし、江別東IC～北広島ICの通常高速料金1260円（2018年6月現在）を払わなくてよいことになります。

但しこのルートでも気をつけて頂きたいこともあります。

１．道道1080号線のように長沼方面への道は交通量は少ないが大型ダンプの通行が以外に多かったりする。

２．道道1056号線の特に南幌温泉前後は防風林がなく吹きさらしの場所も多くあるので冬はもちろん夏場でも強い横風には注意すること。
冬場は猛烈な地吹雪で視界がホワイトアウトになり大変に危険なこともある区間となる。

３．夏場の大雨（台風が近づいていたり）や冬は場合により高速で札幌JCT～北広島IC経由の方が安全のこともあるので事前に気象情報を確認すべき。

 

天候が安定している時は本記事のような走行ルートを検討されるのも良いかと思います。