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北海道での暗黙の交通ルール1

北海道での暗黙の交通ルール

どんな地域でも暗黙のルールはありますが、北海道の運転に関する暗黙のルールは残念ながら褒められるものが一つもありません。

こちらの記事を参考にして頂きたいのですが、はっきり申して生粋の道民の方の運転マナーは驚愕と言えるほど悪いです。

もっと悪いと言われる県もありますが、少なくても首都圏に比べると北海道の運転マナーは3~5ランク落ちます。

(↑ 恐縮ながらこの表現は本サイト内の別記事でこれから何度も使わさせて頂きます。悪口で言っているのではありません。交通事故撲滅を祈っているからこそであり、首都圏では経験できないほどの恐ろしい経験を数多くしているからです。)

まず暗黙の交通ルール第1弾の記事として以下を書かせていただきますので、道外から来た人は十分に参考にされて安全運転をしてください。

また生粋の道民の方は無意識にやっている人が多いので、ぜひ自覚して直していただきたいと思います。

「今更直せるか!」という人も多いと思いますが、いずれも命に関わることですし地域性だからで済まされないのです。

 

左折車の直前または対向車は注意!

札幌に引っ越して来た直後に運転して驚いたのは「車線変更でウインカーを絶対出さない」ことと「前方または対向車線に左折車がいる場合」のことでした。

「前方または対向車線の左折車」というのはちょっとわかりずらいと思いますので図にしてみました。

以下をご覧ください(クリックで拡大)。

Sasetsu-sha

まずあなたが運転する車は右下の青の車か、対向車のピンクの車です。

そして青の車の前には赤とオレンジの2台の車が走っていて、オレンジの車が左折したとします。

この場合、東京などでは後続の赤の車は車線変更せずに減速または停止してオレンジの車が左折するのを待ちます。

また停止しなくても片側2車線の道路であれば右車線の安全を確認して右にウインカーを出してオレンジの車を追い越すと思います。

でも圧倒的多数、9割くらいの生粋の道民の方はそのような運転はしません。

赤の車はいきなりウインカーも出さずに右にハンドルを切ってオレンジの左折車をギリギリよけてまた車線に戻ります。

この時片側2車線で後方から車が来ようが、対向車があろうがお構いなしです。

ウインカーを出して十分に安全確認をしてならばわかりますが、いきなり遊園地のゴーカートようにハンドルを切るんです。

上図は片側1車線の道路での説明ですが、2車線で右側車線から後続車が迫って来ていたら側面に接触事故を起こしますし、対向車とは正面衝突をします。

物凄く危険ですが、交通量の多い札幌市内でも殆どの車がこの赤色の車のような運転をします。

札幌での運転初日に本当に驚きました。東京や横浜または静岡あたりでも見たことがありません。

この事実は北海道に来て初めて運転する人は頭に入れておいた方がよいです。

片側1車線の道路を2車線で使う

これもまず以下の図をご覧ください(クリックで拡大)。

Katagwa-single

北海道は札幌市内でも道幅が広いです。

歴史のない新しい土地という事もありますが、除雪した時の雪を路肩に集めるためです。

住宅地の路地でない限り片側1車線の道路でも幅的には2台が余裕で並んで走れるくらい広い道路が当たり前にあります。

でも2車線を分けるラインが無いので当然片側1車線の道路なのです。

でも上図のように1車線を並んで走る車が非常に多いのです。

でもよく見ているとそれほど暗黙のルールというほどではない気がします。

理由は左端を走っていた車がいきなり真ん中を走り出したり、今度は右端(センターライン側)を走り出したり、どっちつかずの非常にアバウトな運転をする車が多いのです。

 

左端から右端に移動したので、「この先を右折するのかな?」と思うとそうではなくて単に優柔不断な運転だったりします。

夏場はあまり近づかないようにしていればそれほど危険はありません。

でもこの運転は冬場は非常に危険なのです。

冬の運転の注意事項については別の記事でご説明しますが、特に路肩の雪が凸凹の氷になっていて、その上を車が通るとって車体が真横にスライドするのです。

車体の一部が滑って振られたとかの生易しいものではありません。

カニの横歩きのように車体がタイヤと直角方向に真横に滑るのです。

この時隣に車がいたら当然激突します。

冬道の恐ろしさは生粋の道民はよくわかっているはずなのですが、でも平気で冬でも狭い間隔で並んで走ります。

これによる接触事故も実際に数多く起きているのです。

だから1車線は1台しか通れない、という当たり前のことを守ってほしいのです。

夏も同様です。

片側2車線道路でも優柔不断な車が多い

これも図をご覧ください(クリックで拡大)。

Katagawa-two

片側2車線というのは「同一方向に走行車線が2本並んでいる」ということです。

当たり前ですね。(でも右側は追い越し車線だと勘違いしている人も多いけど)

普通に並んで走っていれば何も問題ありませんが、図のよう車線を分けるラインを踏みながら走る車が多いんです。

しかもラインのド真ん中とは限らないのです。片側のタイヤで踏みながらとか、ふらふらライン上を左右に行ったり来たりしながらなどです。

最初飲酒か居眠りかと思ったんですが違うんです。私なりに分析するとこのような運転をする車には2種類あるようなのです。

1.ラインを気にせず走ればその先空いている車線に直ぐに入れる。

2.ラインに対して非常に適当な考えしかない。

大雑把にいうと9割くらいは「2.」だと思います。

その他にも停止線上で停止せずに、横断歩道上や横断歩道を完全に越えて停止するとかの車が北海道には物凄く多いんです。

また駐車場でもラインの内側のセンターに駐車せずに思い切り斜めに駐車したりする車も多いんです。

(これも別途説明しますが特に「バック駐車」が苦手な人が物凄く多いです)

 

このようにラインを踏みながら走るのは隣の車に対しても接触の可能性があり非常に危険ですし、元の車線に入る時もウインカーを出す車を見たことがありません。

しかもさらに驚くのはこのような運転をする車が目の前にいてもクラクションで警告を与えるとかする人がいないんです。

もっともクラクションは法的にもむやみに鳴らしてはいけませんが、危険回避のためには必要です。

首都圏でこんな運転をしたら派手にクラクションを鳴らされるか、恐い人の車に目をつけられたら追い回されたり、信号で停止した時に大変なことになってしまいます。

北海道は車が少ないから問題ない、と仰る方もいるかもしれません。

でも札幌の中心に近いところでもこういう車が多いんです。

札幌は中心はもちろん中心地に近い場所では交通量はバカに出来ません。

いつも車が多くて混雑しているところもたくさんあります。

そういうところでこんな運転をするのは自殺行為ですので止めてほしいです。

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