札幌近辺で一般道か高速道路か迷う時

札幌近郊は高速道路と一般道どちらがよい？

北海道は一般道も道幅が広くひどい混雑も少ないので一般道で充分という意見があります。

ある意味当たっていますが常にそうだとは言えません。

まず冬は圧倒的に高速道路の方が除雪状況が良いからです。

でも高速道路が閉鎖で一般道に迂回してくれという事もよくありますけど、やはり除雪は一般道よりも良いですね。

そしてもう一つの理由ですが、札幌近郊に限った話ですが首都圏とは比べものにならないレベルとはいえ、場所や時間帯によっては札幌市内もかなり渋滞します。

特に冬はひどいです。

ただでさえ除雪した雪で道幅が狭くなっていて本来は片側2車線の道路が1車線しか使えないことも多いんです。

こういう時は高速に乗った方が早いです。

 

さて札幌近郊で都市間移動について考えてみます。

札幌市内～新千歳空港（または千歳市街地）

札幌市内のどこから、にもよりますがこの区間の距離は高速、一般道どちらを通っても約45kmくらいあります。

私の家から空港までは高速道路経由で夏で約50分くらいです。

そして一般道ですが1時間～1時間10くらいなのです。

（冬は上記にプラス15～30分）

ですから吹雪でない限りは夏も冬も一般道を走っていきます。

国道36号線をひたすら南下すればよいのです。

なお千歳駅前は通らない方がよいです。

あそこは信号機も多く右左折の車が多いので抜けるのにちょっと時間がかかります。

キリンビール千歳工場の近くで「新千歳空港」方面と「千歳駅」方面に分かれますが、「新千歳空港」方面の36号線を直進してください。

分岐の場所はこちらです。(Google map)

さらにひたすらまっすぐ行くと航空自衛隊千歳基地が正面に見えてきますので、そこからは道案内の看板に沿って10分弱も走れば新千歳空港に着きます。

なお札幌方面から道央自動車道で行く場合は、千歳ICで降りて下さい。ここからは約10分です。

その一つ先に新千歳空港ICがありますが、札幌方面からだと利用価値はありません。

料金が100円（だったと思う）くらい高くなって、ICからの空港までの時間はやはり10分くらいです。

市街地を通らないので信号機がほとんど無いと宣伝していますが信号機の多い千歳IC経由でも時間は変わらないのです。

むしろ新千歳空港を通り越しますので所要時間は同じ、それで余計なお金を取られます。

もっとも苫小牧方面から来られる方は新千歳空港ICで降りた方が便利で安くなりますね。

札幌市内～小樽

距離は約40kmあります。

高速道路だと札幌中心地から北または東方向にお住まいの方は札樽自動車道（札樽＝さっそん）の新川（しんかわ）IC、雁来（かりき）ICか札幌北ICを使います。

　（注意：札幌IC（JCT）から小樽方面または千歳方面は乗れません）

参考：　札幌IC(JCT）の場所はこちら (Google map)

 

中心地から西方向または南方向にお住まいの方は札樽自動車道の札幌西ICの利用となります。

参考：　札幌西ICの場所はこちら (Google map)

これらのICから30分強くらいで小樽ICに着きますので、そこから一般道に降りて小樽運河をはじめとする小樽中心地までは５～10分程度です。

ですから札幌市内のICから小樽中心地までは夏場で40～50分程度となります。

一般道ですがこれはひたすら国道5号線を西に走れば自動的に小樽運河などに着きます。

札幌中心地からは60～75分くらいとみればよいでしょう。

途中札幌西ICを通りますが、このICを抜けてしまえば大して混みません。

でもその手前は交通量が大変に多くて曜日や時間帯によってはかなり混むことがあります。

私は小樽に行くときはいつも一般道を走ります。

急いでいることは殆どないからこれで充分です。

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　注意：　一般道、高速道路問わず冬の小樽方面は気候が大変に厳しいです。

手稲ICを越えるあたりからひどい日は10m先が見えないほどの猛吹雪になります。

高速/一般道路は閉鎖にならなくてもいきなり前車に接近したり後続車が急接近してきたりします。

あまりのひどい吹雪にホワイトアウトといって360度全ての視界が真っ白で何も判らなくなることもあります。

手稲を過ぎて小樽方面はユーラシア大陸からの雪雲や風を遮る山が無いので、札幌市内とは比べものにならないほど厳しい気候になります。

はっきり言うと「どうしても車を使わなくてはならない」という切迫緊急の用事でない限り車は使わない、外出しないのが賢明です。

これは道内の他の地域も同じですし、テレビでも「不要不急の外出は控えて命を守ってください」と言うほどです。

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札幌市内～岩見沢

高速に乗れば約30分です。

ここは特別な理由が無い限り高速道路（道央自動車道）をおすすめします。

国道12号線をひたすら走っても1時間で着きますが、信号機も多く特に新札幌付近を抜けるのに時間がかかることも多いからです。

しかも国道12号線は新札幌を抜けて少し先までと、江別市内には大型店、飲食店が大変に多いのでここに出入りする車が非常に多いからなおさら時間がかかります。

なお岩見沢、旭川方面は札幌IC(JCT)から乗車することが出来ます。

札幌IC(JCT）から乗れない方向は小樽方面（札幌北IC含む）と千歳（新千歳空港）、苫小牧方面です。

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注意事項：　岩見沢方面も冬は大変な厳しさとなります。

江別東ICを抜けて少し走ると物凄い吹雪になることがあります。

岩見沢近辺から美唄付近までは冬は大変な厳しい気象になります。

そして美唄付近を過ぎると気温は下がっても雪は少なくなっていき、猛吹雪というのも少なくなります。（無いわけではない）

やはり岩見沢付近も山のない平坦な石狩市を通った雪雲が直撃する場所なのです。

ひどい時は歩行者用の信号機が埋もれてしまうほどの量の雪が降って、自衛隊に救援要請をしたりする年もあるほどです。

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