一にも二にも速度注意!
北海道は速度出し過ぎの車が多すぎ!
北海道を走る車はとにかく飛ばします。
狂っているのでは?と思うほど飛ばす車が多くこれは札幌市内でも同じです。
大体制限速度の1.5~2倍の速度で走る車が多いです。
ということは50km/h制限区間だと75~100km/hということです。
住宅街の30km/h制限でも倍の速度で走りしかも車間をぴったり詰めてきます。
どう考えてもおかしいと思います。速度が高いので死亡事故も多くなるのです。
ある道民の方は、「50キロ道路は80~90は当たり前」と豪語していましたが、一般道で30キロオーバーだと一発免停です。
それが判っていないようでした。
とにかく北海道で運転される場合は制限速度を守ってほしいと思います。
安全な走行とは「交通の流れに乗ること」と言いますが、これは正しいですが北海道では極端すぎる部分がありますのでとにかく速度には気を付けてほしいです。
速度の出し過ぎ=死に直結ですからね。
北海道でも車の速度でおかしなこともある・・・
なんか意味深な不思議な表現ですが、どういうことかと申しますと(関東と比べてですが)以下のような特徴があるのです。
◆ 一般道は先に述べたように狂った暴走車という車が多い。
◆ 高速道路の平均的な流れは関東や本州(東北、上信越、東海など含め)の方が早い。
◆ 一般道は早い車が多いといっても信じられないくらいのんびり走っている車もよく見かける。
(例: 50キロ制限で30キロくらいでずーっと走っている)
高速道路でも狂ったような速度を出す車もいますが全体的な流れは北海道の高速道路は決して早くありません。
(道央道などの制限速度は一部除き100km/h)
理由は判りませんが、平均的な流れの速度は制限速度が50キロの首都高都心環状線(渋滞でない時間帯)の方が早いと思います。
ましてや首都高湾岸線とは比較にならないですね。
余談: 湾岸線は日常的に走っていました。これほど速度を出せる(出せそうな)都心の高速道路は他にないと思います。
でも全線の制限速度が80キロを知らないのか無視しているのか週末の夜とかはおバカが150~200以上で走ってしょっちゅう捕まっていますね。
特に川崎から大黒付近にかけて・・・。
極端に遅い車もよく見かけます。札幌市内や地方に行っても。
でも必ずご高齢の方の運転というわけでもないんです。理由は全く分かりませんがあまり遅すぎるとかえって危険ですね。
速度の恐ろしさを知るべき
スピードの出し過ぎが悲惨な事故になるのは誰でも知っているわけですが、でも日常的に狂ったような速度で走る車が多いですね。
どういう意識で運転しているのか理解できないです。
私が以前かなり大雑把な計算をしたことがあるのでご紹介します。
走行抵抗(空気抵抗、タイヤの抵抗、勾配の重力に掛かる抵抗など)を無視して【速度 対 エネルギー】を計算したのです。
それによると「非常に大雑把」の計算結果ですが、おおむね70km/h以下の速度だと10km/h速度が変わるとエネルギーが30%変わります。
たった10km/h速度を落としただけでエネルギー、つまり衝突時の衝撃(といってよいと思う)が3割も軽減されるのです。
これを覚えてほしいです。目安程度の数値ですがそれほど速度というのは恐ろしいエネルギーを持っているのです。
また70km/h以上になると速度対エネルギーは指数関数のように増加していきます。
簡単に言うと「3割のエネルギーの増加が10km/hよりももっと低い速度の増分で起こる」ということです。
もっとわかりやすく言いましょう。
3割の増加というのは例えば体重70kgの人が91kgの体重に増えたという事です。
よく衝突時の衝撃は自分の体重の何倍もの力を体に受けることになる、と説明されますがそれに当てはめて10km/h増加ごとに3割づつ増えていくと考えればある程度お分かりになるかと思います。
ですからたった10km/hの速度差をバカにしてはいけないのです。
また道路の速度制限は、「あんなのなんの意味もないよ」という人が多いですがそういうことはありません。
もちろん「ここの制限速度低すぎるのでは?」とか「学校が近くにあるから50キロじゃなくて40キロにすべき」という矛盾も沢山あって警察や国も再考の必要性を認めている部分もあります。
実は以下のようなグラフがあります。クリックで拡大します。
(シグモイド関数というグラフです。)
これは私が作成したかなりラフなもので正確ではありません。
車と歩行者が衝突すると速度が30km/hの時の死亡率が10%なのに対して50km/hではいきなり80%に上がります。
もちろん30km/hでも子供や高齢者、若い人でも状況によっては死亡率100%になります。
これって路地とか見通しの良い比較的幅のある道路での制限速度の使い分けに関係していると思えますね。
だから道路の制限速度というのはある程度根拠があるんです。
もちろん全ての道で適正ではないかもしれませんけどね。
運転していると50km/hなんて全然遅いよ!と思われがちですが歩行者にとっては大変な速度なのです。
いきなり飛び出して来た歩行者を避けられますか?
だから道路状況に応じて速度は守らなければいけないのです。
速度取締は何処でもある。
広い北海道の人口希薄地域でも速度取締は厳しく行われています。
たまにしか車が通らない田舎の道でもあります。
人家もほとんどない道の草むらにパトカーや覆面が隠れていて速度違反の車両が通るといきなりサイレンを鳴らして追いかけてきます。
まさか!というような草むらに隠れていることが多いです。
また通称「ネズミ捕り」は一定の場所でかつ同じ時刻で行われるというのが昔から定説ですが、2012年ごろだったと思いますが当時の警察庁長官が「広い幹線道路だけで速度取締をやっても意味がないのでやり方を変えていく」という発言がありました。
ごもっともだと思います。知られた場所以外ではスピード出せると思うドライバーが多いからです。
でもその発言から3カ月後に事態が変わったと私は感じました。
札幌市内でもずっと同じ場所でやっていた速度取締をやらなくなったんです。
そして「え?こんな場所で?」と思うようなところでやるようになり、しかもずっと同じ場所ではやらないのです。
この変化は明らかに長官の発言が実行されたんだと思いました。
恐らく全国的に同じでしょう。特に北海道警は速度違反と飲酒運転に関してはかなり力を入れています。
なお警察に捕まらないように・・という事ではなくて先に述べて来たように「速度の恐ろしさ」を知るべきなのです。
速度超過の最大の原因は過信です。つまり自分が上手いと思っているからなのです。
しかし実際には全く異なることです。
ところで警察は時速何キロオーバーで検挙するかをご存知ですか?
あちこちで色々と言われていますね。20キロだとか、15キロだとか、人によって違うとか・・・。
実は私は数年前に知り合いの某県警の交通機動隊に勤務している人から直接聞いたことがあるのです。
なお私が捕まった時に聞いたとかではありませんよ。子供の親繋がりで飲み会の席で聞いたのです。
それによると、
「警察庁から全都道府県警に通達されている取締速度は法定+15km/h」
だそうです。
つまり50キロ制限だったら65キロでつかまります。
事実私は過去に50キロ制限区間を17キロオーバーで捕まったことがありました。
さらにその知り合いの警察官によると、
「どんな場合でも15キロオーバーで検挙するわけではない。住宅地、道路状況などによって判断される。場所によっては10キロオーバーでの検挙もあり得る」
ということでした。
まあ何キロオーバーで、だからここまで速度出してよいという事では決してありませんが基本的には、
「制限+10キロ以内であれば速度違反での検挙はまずない。」
ということもその人は言っていました。
取締レーダーの測定誤差などいろいろと言われますし、実際に誤差もあるでしょう。
でもやはり検挙される人は「それなりの高い速度」で走っていた人ばかりなのです。
自分と他人の命に直結しますので速度は守るべきです。
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