赤信号で停まると追突される?
赤信号で停まると追突されるかもしれない北海道
当たり前の話をしますが、信号の赤は停まれです。
では黄色は何なのかお分かりですか?
注意してください、とか注意して進んでくださいではありません。
黄色も停まれなのです。
これは【道路交通法 第一章総則 第二条】(信号の意味等)にはっきりと書いてあります。
ただし赤信号とは少々違うのは以下の部分です。
黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
教習所で習ったと思いますが急ブレーキや急ハンドルなどを使わなければ停止線で停まれない場合は除く、という意味です。
これを知らないのか、意図的に違反しているのか守らない人は全国的に多いと思います。
でも長いこと首都圏で暮らした私の感覚では、首都圏よりもはるかに北海道の方が守らない車が非常に多いという事です。
北海道は札幌に限らずどこに行っても「異常なほど速度出しすぎ」、「車線変更時にウインカー出さない」、「車間距離詰めすぎ」などの悪習慣の他に「信号無視が多すぎ」というのが実感です。
とにかく札幌市内の交通量が多い道路・交差点でも少なくとも3割程度の車は信号を守っていません。
赤でも一旦停止後、横切る車線に車が来なければ行ってしまう車も多いのです。
だから出会い頭や側面衝突が多いのです。(一時停止も守らない車すごく多いです)
ではなぜ「赤や黄色信号で追突される」可能性があるか?ということです。
住宅地や大通りから横道に入った交差点ではあまり心配する必要はないのですが、交通量の多い道路、特に片側2車線などの道路の交差点は要注意です。
理由は、ただでさえ恐ろしいほど車間距離を詰める車が多く(首都圏のように煽りや嫌がらせという自覚は道民には殆どない)、こちらが黄色信号や赤信号で停まろうとしても後続の車間距離を詰めた車は「この交差点は突破する」という気持ちでこちらが減速してもその車は逆に思い切り加速してくるのです。
つまり前の車も「信号無視をする前提」で加速して交差点に突っ込もうとするのです。
当然追突になります。
幸い私はこのような状況で追突されたことはありません。
しかし恐ろしく車間距離を詰めた後続車は私も信号無視をするものだと決めつけている場合が多いので、ブレーキが鳴くほどの急停車をする後続車には何度も何度も遭遇しました。
また当該後続車が「これでは追突する」と思ったのでしょうか。かなりの急ハンドルで隣の車線に入ってから交差点を突破したり停まりきれず横断歩道上で停まったりしていました。
あまりにも自分勝手な危険運転です。
2車線あっても隣のレーンが空いていないこともありますし、横断歩道に歩行者がいるかもしれません。
でも「とにかくこの交差点を突破したい」という車は「俺は事故は起こさない」という意識の人ばかりなので危険とは思っていないんです。
私にすれば「なんでこちらが黄色や赤信号で停まろうとしているのに恐い思いをさせられるのだ?」と理不尽さを感じます。
制限速度を守って黄色や赤信号で停まっても恐ろしい思いをするなんてまっぴらです。
違反車(暴走車)から身を守るためには
このような違反車(暴走車)から身を守れないのでしょうか?
そんなこともないと思うのです。車の運転は前だけ見ているわけではなくて当然後ろや左右もチェックしながら運転をしなくてはいけませんが、危険行為をする違反車(暴走車)はどのような道や状況においても危ない運転をしているのです。
北海道で言えば交差点でない場所でも「やたらと1台づつ抜いていく。」、「異常なほど速度が速い」などの車には近づかないことです。
もし後ろにこのような車がついたら道を譲るとか自分が隣のレーンに行く(2車線以上ある場合)などして先に行かせるようにします。
そうしないといくつ命があっても足りません。
札幌よりもはるかに車の数が多い首都圏と比べても札幌の方が運転には気を遣う感じがします。(夏でもです)
こちらのローカルニュースを見ているとやはり、「出会い頭で追突した」とか「後ろから追突された」という事故がものすごく多いです。
しかも馬鹿みたいに速度を出している車が多いので(例:50km/h制限を80~100km/hで走る)ぶつかると乗員の命が心配になるほど大破しています。
北海道の事故で一番多いのは後ろからの追突、そして出会い頭の事故です。
違反車(暴走車)に気を付けるのはもちろん、なぜ違反車(暴走車)は自覚がないのか?と理解に苦しみます。
他県と陸続きでないので独特な考え方、身勝手になっているという記事をよく読みますが、それだけが根本原因とは思えないのですね。
とにかく交差点は首都圏以上に注意する必要がある土地なのです。
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